取り付け後、新しく購入したプリウスバッテリーが正常に動作しないのですが、どこに問題がありますか?

取り付けがスムーズにいかないこともあります。バッテリーを取り付け、エンジンをかけても正常に動作しないという症状です。まず、新しいバッテリーの品質に問題があるか、粗悪品を購入したのではないかと疑うでしょう。本当にそうでしょうか?プリウスのバッテリーの典型的な事例をご紹介します。
充電のためにバッテリー テスターに接続すると、ソフトウェアはモジュール 8 の最高電圧 15.95 V を示し、平均電圧より 0.35 V 高く、異常です。

一般的に、この問題は電圧差によって発生します。電圧差が0.2Vを超えると、例外が発生します。
解決策は、これらのバッテリーモジュールを取り外し、バッテリーテスターを使ってまず放電し、その後すべて同時に充電してから取り付ければ、問題は解決します。最大電圧と最小電圧の差は0.2V以内である必要があります。現在、最大電圧は15.95V、最小電圧は15.6Vなので、差は0.35Vとなり、0.2V以上あります。
しかし、新たな調査結果によると、このモジュールは他のモジュールよりも 0.15V 低い充電不足でしたが、0.35V 高い充電不足でした。

この場合、2 つの要因が考えられます。1 つ目は、取り付け時にネジが締められていなかった可能性があります。

第二に、温度差やファンの清掃の必要性によって発生する可能性があります。

この問題を解決するには、次の手順に従います。

まず、これらのモジュールを車から取り外し、バッテリーテスターを使って12Vまで放電し、その後30~60分ほど充電します。電圧はほぼ同じになります。
12Vまで放電した後、必ずすべて同時に充電してください。例えば、6Aの場合は30分、3Aの場合は1時間充電してください。
このようにすると、そのバッテリー モジュールの内部に問題がなければ正常になり、問題は解消されます。

結局、モジュール7番(-)のネジが十分に締められていなかったことが判明しました。ネジを締め直したら、問題ないようです。

ハイブリッドカーのバッテリーの取り付けは、非常に慎重に行う必要がある技術的な作業です。ご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。喜んでお手伝いいたします。